明治の3階建て町家・・・・旧・東松家住宅 - 建築をめぐる話・・・つくることの原点を考える 下山眞司
[註記追加18.56][註記追加19.14]鬱陶しい話題からしばしの安息を!木造3階建て建物の倒壊実験で、かつて観た明治村の木造3階建て「旧・東松(とうまつ)家住宅」を思い出しました。これは、どこに出しても恥かしくない建物。ただ3階にすればいい、などと思ってつくった建物ではありません。昭和49年(1974年)に重要文化財に指定されています(明治村移築後)。昔撮った写真を探しましたが出てきません。そこで「日本の民家」(学研)、「日本の美術」(至文堂)のお世話になります。図面は「日本の民家」から転載し、文字等を編集しなおしてあります。木造の3階建ては、決して珍しいことではありません。山形県尾花沢の「銀山温泉」には、木造三層四層の旅館が軒を並べています。たしか、信州上田の「別所温泉」や、群馬の「四方温泉」にもあるよう...明治の3階建て町家・・・・旧・東松家住宅
We think you’ll love these